△△市で新作地口を募集していると。今どき殊勝な試みもあるものよ。
日頃ダジャレにうつつを抜かしおる拙者、五つばかりの作品をばこさえ、
押っ取り刀で応募した。ちなみに地口(じぐち)とは、拙者とて知ったは近時
のことながら、早い話がことわざや成語をもじった言葉のシャレのことで、
江戸時代に流行した。ギャグ、パロディーといった言葉が連想される。
やがて主催者から届いた知らせによれば、応募総数200点から
53点を入選とした; これらに絵をつけ市民文化会館で数日間展示するで
あろう; しかして来場者による人気投票も行う; 選出された優秀作品は
市のホームページ等で発表するほか、灯りまつり会場に飾る; と。拙作の
2点がとりあえずこれら53点中に含まれていたのだ。
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